台風18号が過ぎて

強力な台風18号が9月16日~17日にかけて九州を襲い、列島を縦断していきました。高千穂では上野の商店が土砂崩れに遭いましたが、死者や怪我人はなかったようで、ほっとしています。高千穂峡は増水し、遊歩道に大量の流木が乗り上げて、目下撤去作業中です。あまてらす鉄道は幸い被害に遭いませんでした。

いつもこの季節になると台風が心配になります。12年まえの2005年9月6日、台風14号の襲来で高千穂鉄道が復旧断念→廃線に至る決定的ダメージを受けた経験が、いまだに生々しく焼きついているからです。高千穂では5人の方が土砂崩れで亡くなっています。

人間は自然に打ち勝つことなどできないと、それは重々承知していますが、しかしながら8月の九州北部集中豪雨災害(もちろん12年まえの私たちの台風被災もそうでした)などを見ても、あの大量の流木による被災は第二次災害と言ってよく、これは明らかに人工林の間伐を怠ってきたわれわれ人間による人災と言えるのではないでしょうか。せめて自分たちの地域社会内だけでもなんとかしなければ、と頭を悩ませているところです。

台風5号が過ぎて

のろのろで強大な台風5号の影響で、8月3日の第3便以降の運休から8月6日までほぼ4日間、休園しました。土日のご来園を楽しみにしてくだっていた皆様には申しわけありませんでした。

7日は早朝から線路に倒れ込んだ竹などの撤去、汚れたカフェミラコロなどの清掃にあたり、線路の安全点検を終えて、吹き戻しの風のなかを第3便から運行再開しました。

8日の朝も線路内に伸びた木の枝を刈り払ったりして、線路の点検をしながら、ふと恐ろしいような思いにとらわれました。もしここが廃線のままであったなら……。2つのトンネルは封鎖され、4本のコンクリート橋と線路はなくなっている。天岩戸駅も解体されている。そして草ぼうぼうのジャングルみたいになった線路の先に、高千穂鉄橋が錆びついた哀れな姿をさらしている。

来年3月、あまてらす鉄道は創立10周年を迎えますが、この10年頑張ってきてよかったとあらためて思ったことでした。

HPリニューアルと台風襲来

皆様、こんにちは。社長の髙山文彦です。

お陰様で、懸案のひとつだったホームページのリニューアルが完成しました。製作してくれたのは、高千穂の「雲海の宿 千木」の若旦那さん。もともと美術の先生になるはずでした。いかがでしょうか?

うれしさに浸ってはおれません。強大な台風5号が九州を直撃する見通し。熊本地震や九州北部豪雨の被災地の皆様はもちろん、九州の皆様すべてが災害を生き抜いてくださるよう祈っております。

私たちあまてらす鉄道も12年前の9月6日、大型台風によって廃線に追い込まれ、そこから立ち上げってきた経験があります。私も明日朝早く羽田を発って高千穂に帰ります。一人ひとり、家族や隣人と助け合って、迫りくる災害を乗り切っていきましょう。