日本一の高さを誇る鉄橋からの眺め
世界農業遺産に認定された 神々とともにある暮らし、
美しい棚田や水路、四季折々の木々の色
沿道に目をやれば、 笑顔で手を振る人がいる。
運転士の話から見えないものも見えてくる。
杖つく人を待って出発が遅れることもあった。
学生は車掌に恋の悩みを打ち明けた。
台風で廃線となるまでは
列車は人々とともにあった。
「もう一度、必ず列車を通してみせる。」
廃線の復興を願う有志たちが立ち上がった。
あなたがこれから出会うのは、
人々が汗をかきながら守り抜いた風景。
絶景のその先へ、これからも線路は延び続ける
旧高千穂鉄道の頃から続く、長い歴史を紐解きます。
そこにはさまざまなドラマがありました。
古くは100年近く前、宮崎県と熊本県を結ぶ九州横断鉄道(国鉄)として計画された高千穂線。
1939年に日ノ影線、延岡駅~日ノ影駅間が開通し、
その後戦争で延伸は中断されていましたが
延岡から高千穂まで1時間半をかけた約50㎞の旅。
高千穂鉄道は四季折々の景観を活かした観光列車として徐々に人気が高まりつつありました。
しかし、2005年9月6日、台風14号がこの地を襲います
様々な人々の人生に寄り添い、思い出の詰まった鉄道をなんとか復興することはできないか。
沿線の有志が立ち上がり、2006年3月に神話高千穂トロッコ鉄道株式会社が設立されました
過去の思い出を現在(いま)の喜びに。
生まれたワクワクを、未来の子どもたちへ。
憧れの運転士体験や、神降るナイトツアー、タイムスリップ感あふれるガイド体験など。
私たちは単なるアトラクショントレインを超えて、これからもチャレンジし続けます。
屋根のない列車だからこそ、どこまでも見渡せる。
なつかしい未来へ、私たちと一緒に旅をしませんか?
みなさんのご乗車を楽しみに待っています。
100年近くも前、国営鉄道、
乗客のみなさんに育てられてきました。
これからも人々の思いに応え、一歩一歩前へ。
3名の社員が熱い思いを語ります。